【試合後の杉浦&シュン&OZAWA】
※杉浦は葉巻をくわえて無言でコメントスペースに陣取る
▼シュン「これが結果だ。どうだ? OZAWA。改心したか?」
▼OZAWA「いや、もちろん私は改心しているんですよ。最後のダメですよ。あんなことしたら。松葉杖で人を殴ったり」
▼シュン「違う。綺麗事を無駄に言うクセを直したって意味での改心だよ」
▼OZAWA「いやいや、そういうことじゃ。わかってないなあ」
▼シュン「クリーンブレイク、クリーンブレイクでな。どの世界もそうだ。政治だってそうだ。社会情勢だってそうだ。綺麗事だけじゃこの世界は収まらないんだよ。いかにも力によって支配しないといけない時もあるし、それが必ずしも正しい方法じゃなくても、それが正義で導く時がある。そうやって綺麗事だけ並べる間違った考え方を俺は改心したと、この試合の最後をもって俺は改心したと思ったんだけど、どうだ? 改心したか?」
▼OZAWA「若いっすね、シュンさん。まだまだ若いっすね。まだ“氣"づけてない」
▼シュン「お前、気持ちの気の下がお米になってるやつか」
▼OZAWA「はい、お米のほうの氣づき」
▼シュン「やめてくれよ、勝手に気づくなよ。お米がほしいだけだろ。それこそ綺麗事だよ。やめてくれよ。俺はな、世界の真理には気づいているよ。それをお前が間違ってる。洗脳されてるんだよ、洗脳。気をつけろよ。この世界には洗脳がはびこっている。しかも、プロレスリング・ノアもそうだ。綺麗事、綺麗事、綺麗事、綺麗事。マスコミもお前たちもそうだぞ。この世界にはびこる、この業界にはびこるのは綺麗事であってな。それによってOZAWAはおかされて…おい、そんな目でみるなよ。おかされちゃってるんだよ。お前はおかされちゃってるんだよ」
▼OZAWA「ちょっと何を言っているのかわからないんですが…」
▼シュン「本当の意味で気づいてくれよ。気持ちの気で、中がお米のやつで、本当の意味で気づいてくれよ」
▼OZAWA「これからもね、我々一緒に“顔を晴る"ということで頑張りましょう」
▼シュン「お前、それ、気持ち悪い芸能人が使うやつじゃねえか」
▼OZAWA「頑張りましょうよ」
▼シュン「やめてくれ、お前。たまに歌手とかでもそういう…やめてくれよ、お前。それ」
▼OZAWA「まあでも、(横にいる杉浦に視線を送って)ファザーもね、今日はちょっと楽しんでいたので」
▼シュン「ファザーじゃねえだろ。ゴッドファザーだろ」
▼OZAWA「ゴッドファーザー」
▼シュン「ファザーだと、お父さん、OZAWAさんになるぞ」
▼OZAWA「ゴッドファーザーの」
▼シュン「ゴッドファーザーだな。神の父、神父と書いて、神の父、ゴッドファーザーだよ。気づいてないだろ。正しい相方わかってるだろ。お前だけだよ。どっかからおかしくなっちゃたんだよ。あの後楽園ホール、丸藤戦。N-1の初戦だよな、あれ。N-1のNは気づきのNじゃねえかよ。やめてくれよ、そんなこと言うの。俺はこの世界を、このプロレス界を楽しむためにも、OZAWAっていう存在は必要なんだよ。シュン・スカイウォーカーがお前を必要としてるんだよ。だったらそんな目は止めてくれよ。頼むから正気に戻ってくれよ、おい」
▼OZAWA「まあまあまあ、ありがとうございます、今日は。これからもね顔を晴りましょうよ」
▼シュン「止めてくれ。顔を晴るなんて」
▼OZAWA「長々とありがとうございます。ゴッドファーザーは楽しめたみたいなんで。また今度一緒に頑張りましょうね」
▼シュン「その頑張るは顔を張るのとどっちだ。元気の元におおがいみたいなやつか」
▼OZAWA「(強引に握手して不気味な表情を見せると)頑張りましょうね」
▼シュン「おい、それが本音だろ。俺はまだ行かないぞ、やっぱ行く! アハハハハ」
【遠藤の話】「見てよ、これ、新しいコスチューム。今日はエレガントアベンジャーとして、新たな一歩の始まりだったんだけど、勝てなかったね。いやあ、勝てなかったよ! シュン・スカイウォーカー、お前はこれで楽しめたのか? 満足したのか? してねえだろ。いつでもNOAHの扉を開けといてやるよ。俺はNOAHの人間じゃねえからな。何でも好きなことを言えるんだよ。いつでもNOAHのリングで待ってるぞ。何なら俺がDRAGONGATEのリングに上がったっていい。この続き、絶対やろうぜ。貴、娘に怒られたからって、いつまでもふてくされてんじゃないよ。お前のあのくだらないシモネタ・赤貝ポスト、全員が待ってんだよ。俺がお前の赤貝を取り戻す」