【晴斗希の話】「(ALL REBELLIONメンバーに拍手で祝福されて)ありがとうございます。晴斗希、NOAHに上がり始めて約1年。NOAHの本興行でようやく! ようやく成果を出せたんじゃないですか。あらためて今日戦ってくださった潮崎さん、僕の目の前に立ってくださって、本当にありがとうございました! これは潮崎さんに向けてのメッセージ。潮崎さん、あらためてこのリングに帰ってきてくださってありがとうございます。お帰りなさい。まだまだ僕の目の前に立ち続けてください。僕はこれからもあなたのことをずっとずっと待ち続けて、目の前に僕がしかるべき時にまた立つんで、その時までこのシングルマッチはこれからの僕の楽しみにさせてください。そしてN-1出場決定ということは! 僕にしかできない夏、この夏を熱くしてみせます。初出場・初優勝するのは晴斗希だ。そして、この夏をもっともっと熱くするのは晴斗希だ。夏斗希でもいいぞ。ということで、これからもN-1に出場する晴斗希に注目だ。Keep your eyes on me、目を離すなよ」
【試合後の潮崎】
――復帰戦で敗れ、N-1出場権を逃したが?
▼潮崎「正直、そのN-1というのは、俺はこういうのは言っていいのか分からないですけど、二の次だから。まずは自分の足で花道を歩いて、自分の足でリングに立って、自分の足で試合して、自分の足でリングを降りる。そして歩いて帰る。それができた。それだけでもね、今日は復帰した意味がありましたよ」
――手術したヒザの状態は?
▼潮崎「万全じゃないと俺は上がらないし、万全じゃないと俺は復帰しないから。それは今日、俺がリングに立ってリングで試合した。それが結果だと思います」
――晴斗希選手は前回のシングルと比べてどうだった?
▼潮崎「俺は散々、彼が何のために乗り込んできたのかって話はしたし。でも今日、リングに立ってセコンドが、TEAM NOAHもついてくれたし、それでチームの絆の強さというものを感じることができたよ。そのうえで、それを背負って戦って、今日は晴斗希が勝ってN-1の切符も獲ったってこと。あいつもね、このままじゃいけないっていうふうに思ってるはずなんでね。思ってなかったら俺に対してこういう話を振ってこなかっただろうし、こういうことを言ってこなかったかもしれない。今日はあいつの執念、あいつの気持ちというものが勝(まさ)ったんだと思いますよ」
――欠場中にNOAHが盛り上がっているが、今後どのように絡んでいきたい?
▼潮崎「今日、復帰して、負けはしましたけど、あれだけ応援してくれるTEAM NOAHのみんな、ファンのみんながついてくれてるっていうことだけでも俺の中では一番心強かったし。カルッツかわさき、川崎の熱というものをもっと全国に持っていきたい、もっと全国に広めていきたい。そういう気持ちになりましたよ。本当に今日来てくれたファンの皆さんに感謝ですよね」